「水に浮く野菜と水煮沈む野菜の差」 この差ってなんですか?

2016年11月22日の「この差ってなんですか?」で、「水に浮く野菜と水煮沈む野菜の差」について説明がありました。

ブロッコリー、きゅうり、カボチャ、白菜は水に浮きますが、じゃがいも、ニンジン、ゴボウ、レンコンは、水に沈みますが、野菜に詳しい武庫川女子大学の藤本勇ニ講師の話では、水に浮く野菜と水煮沈む野菜の差は、土の中で育ったか、土の上で育ったかで、水に沈んだ、ゴボウ、レンコンは、土の中で育っていて、水に浮いたカボチャ、白菜は、土の上で育っています。

土の中で育った野菜は、水に沈み、土の上で育った野菜が水に浮く理由は、野菜の密度の差で、土の中で育つ野菜は根菜類で、根っこの部分には、野菜の栄養分が多く含まれていて、密度が高くなります。

一方、土の上で育つ野菜は、根っこと、茎に負担をかけない様に、密度を低くし、軽くなっているので、水に浮きます。

しかし、この法則に当てはまらない野菜があり、それは、トマトで、1つ目のトマトは浮き、2つ目のトマトは浮きました。

その理由は、糖度の差で、沈んだトマトは、フルーツトマトで、沈むトマトの糖度は、8.1で、浮くトマトの糖度は、5.1でした。つまり、トマトは、糖度が増えれば増えるほど重くなり、一般的に、トマトは、糖度が6%を超えると、沈むそうです。

甘い方が沈む理由は、砂糖は、コーヒーの中に入れると沈みますが、甘いものは、重くなって、密度が大きいので、沈むそうです。

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