2016年6月30日の「あのニュースで得する人損する人」で、超フワフワモン・サン・ミッシェルのオムレツの作り方について説明がありました。

卵の知識が豊富な人に与えられる、三ツ星タマリエの資格を持つタレントの友加里が「超フワフワ新型オムレツ」の作り方の説明していました。

１．卵を卵白と卵黄に分けます。

２．卵白にお酢を入れて、メレンゲを作ります。
メレンゲとは、卵白に空気が入ることで、泡立ち、生クリームのような状態になりますが、通常は、卵白特有のとろみが、中に空気が入るのを邪魔して、かき混ぜてもなかなか泡出しません。しかし、卵白は、冷蔵庫で１時間程冷やすとろみが、失われて、すぐに泡立ちます。

３．シャーベット状の卵白にお酢を加えます。
卵白にお酢を、小さじ1杯加え、手作業でかき混ぜても、わずか１分で、メレンゲを作る事ができます。

４．砂糖小さじ2杯、塩ひとつまみを加える。味付けはこれだけです。更に、１分程混ぜれば、トータル２分でメレンゲが完成します。

５．生地に分けておいた、卵黄をまぜます。

６．フライパンにバター１０ｇを溶かして、生地を流し込み、フライパンにフタをして、弱火で、7分焼いたら完成です。弱火のまま放おっておくだけです。

７．完成したら、卵を半分に折ります。

お酢の味は、火を通すことで抜けてしまいます。そして、このオムレツは、ほんのり甘くて、ふわふらのフランスのモン・サン・ミッシェルにあるラ・メール・プラールの５，０００円のオムレツと、ほとんど同じ味だそうです。

お酢を入れただけで、音が出るほど、ふわふわになった理由は、卵白にオボアルブミンという空気を含むタンパク質が入っていて、このタンパク質は、お酢を加える事により、固まる性質があるそうで、卵白にお酢を混ぜた事で、空気が逃げ辛くなって、ふわふわでエアリーな状態になるとの事でした。

このお酢の効果は、１日たってもキープできるので、朝、お子さんのお弁当に入れて、お昼食べても、ふわふわ食感はそのままです。

ケチャップをかければ、ご飯のおかずになり、メイプルシロップや、生クリームで、スイーツにもなります。

【材料】
卵　1個
お酢　小さじ1杯弱
砂糖　小さじ2杯
塩　ひとつまみ