卵は、常温で売っているのに、なぜ家では冷蔵庫にいれるのか?

2016年10月2日の「さまぁ〜ずの神ギ問 」で、「卵は、常温で売っているのに、なぜ家では冷蔵庫にいれるのか?」という話題がありました。 

JA全農たまご株式会社経営企画課の松浦新治さんの話では、冷蔵庫には卵を入れるところがあるのに、売っている時は、常温なのは、卵を販売する際には、常温でも構わないからで、卵の賞味期限は、パック詰めしてから、約2週間に設定されているが、この期間のうち、少なくとも7日間は、10度以下に保管する必要があり、その期間は、購入後にご自宅で、冷蔵庫に入れる期間を想定しているので、販売時は、常温・冷蔵のどちらでも良い。

データ上では、26度で、19日間生で食べられるが、あくまでこれは理論値だそうで、安心で、安全な卵をお届けする為に、14日間という賞味期限にしており、そのうち7日間は、お客様が冷蔵庫で保存して頂くと、想定して設定しているそうです。

7日間冷やす必要があるのは、卵は、1万個に2から3個の割合で、親鳥が持っている「サルモネラ菌」が、少量、卵に入ってしまうことがあるので、「サルモネラ菌」が入っていた場合に、それを食べると、食中毒を起こしてしまう危険性がある。

「サルモネラ菌」は、少量であれば、人体には、影響がないが、高温で保存していると、菌が増殖して、生で食べると、食中毒を起こす危険性があるそうです。その為、冷蔵して、菌の繁殖を抑える必要があります。

卵は、温度変化によって、水滴が付くことはありますが、長く水滴が付いたままだと、雑菌が増殖する可能性はあるそうです。自宅に持ち帰った際には、温度が均一な冷蔵10度以下で保存した方が良いそうです。

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