「安い鶏肉と卵で、名店の親子丼を作る方法」 あのニュースで得する人損する人

2016年9月15日の「あのニュースで得する人損する人」で、「安い鶏肉と卵で、名店の親子丼を作る方法」 について説明がありました。

サイゲン大介こと若手お笑いコンビ「うしろシティ」の阿諏訪泰義(あすわ たいぎ)さんは、神の舌を持つ、元プロの料理人ですが、スーパーで売っている鶏肉100g、170円を使って、全国丼グランプリ金賞の築地「南ばら亭」の阿波尾鶏のもも肉を使用した、1,500円の親子丼の味を再現していました。

1.鶏もも肉(100g)の切り方は、小さめの一口大に切ります。小さく切ることで、フォークで刺さなくても、味が染み込みます。

2.鶏肉をスポーツドリンクに漬けます。お肉のジューシー感は、含まれている水分が多いほど、ジューシーになります。スポーツドリンクは、肉をジューシーにする水・砂糖・塩を含んでおり、砂糖は、水分を引き寄せ、お肉がジューシーになり、塩は、お肉の表面を固める性質があるので、砂糖でジューシーになった肉汁を、塩でキープする事ができるそうです。

鶏肉にスポーツドリンク(15ml)と水(15ml)を、1対1の割合で投入し、更に、鶏ガラのダシ(2つまみ)も入れる事により、風味と旨味が格段にアップするそうです。

そして、約15分漬けて下準備完了となります。

3.割り下を作ります。しょうゆ大さじ1、みりん大さじ2、お酒大さじ1を入れます。そこに軽く水気をきった鶏肉を入れ、2分ほど煮込みます。

4.卵をふわとろにする簡単テクニックは、卵の白身をかるく切ります。黄身を箸で、5回位混ぜます。
ご家庭で、親子丼を作る時に、卵をよくかき混ぜてから、鍋に流し込む人もいると思いますが、これが卵がふわとろにならない原因で、黄身は、白身より早く固まり始めるので、白身と、黄身を同時に加熱すると、黄身だけ先に固まってします。

その為、白身を先に流し込み、固まる時間差を調整します。こうする事で、絶妙なフワトロ感に仕上げる事ができます。

半熟のふわとろ感は、黄身にあまり火が入っていない事によって、コクとなめらかさが生まれるので、白身部分を先に入れ、フタをして、弱火で1分半加熱します。

5.次に、卵の黄身にオイスターソースを加えるます。オイスターソース(2滴)を加える事により、コクが生まれます。

オイスターソースに含まれるうま味成分が、卵黄の脂質と合わさる事で、深みとコクがアップし、まるで高級卵のような濃厚な味わいになるそうです。

これを、鍋に流し込み、フタをして、20秒待てば出来上がりです。

南ばら亭の親子丼には、阿波尾鶏のもも肉を使用していて、うま味成分が他の地鶏より多く甘味も強いそうで、卵も紅孔雀(1パック350円)の味の濃い黄身と、弾力が強い白身が特徴で、独特の甘さがあるお酒「赤酒」を配合した、秘伝の割り下で作らているそうです。

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