「おろし金に挟まった繊維を取る方法」 ソレダメ!あなたの常識は非常識!

2017年2月1日の「ソレダメ!?あなたの常識は非常識!?」で、「おろし金に挟まった繊維を取る方法」 について説明がありました。

おろし金を使った後、水で流したり、ゴシゴシ洗っても、刃に繊維が挟まって、なかなかキレイにならない事があると思いますが、そんな時は、水を洗面器にはって、水に叩きつけると、詰まった繊維が取れるそうで、工学院大学工学部機械工学科教授の伊藤慎一郎先生の話では、おろし金を叩きつけるというのは、一見簡単な動作ですが、物理学的には、様々な現象が起こっていて、そのポイントは3つあります。

1つ目は、水に叩きつけた瞬間に起こる慣性の法則により、繊維が浮き上がります。
そして、2つ目は、水からおろし金を取り出す時に、繊維には、水の方にとどまろうとする力が働きます。それにより、浮き上がった繊維が更に押し出されます。
最後に、水面から引き上げる時に、表面張力により、底面を保とうとする水の力で、繊維が抜け落ちる事により、きれいになるそうです。

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