「キッチンの食品棚のダニの対処方法」 林修の今でしょ!講座

2017年6月13日の「林修の今でしょ!講座」で、「キッチンの食品棚のダニの対処方法」 について説明がありました。

20年間ダニを研究して、ダニの事なら何でもわかる、ダニを家で放し飼いしているダニ対策博士で、NPO法人 東京アレルギー・呼吸器疾患研究所の白井秀治先生が、下記の内容について話していました。
NPO法人 東京アレルギー・呼吸器疾患研究所 | 白井秀治研究員

100軒の家を調査して、ダニが多かった危険な場所のワースト3位に入ったのが、キッチンの食品棚で、危険なダニが潜んでいました。

キッチンの食品棚には、ダニが潜んでいる可能性があるそうで、キッチンの食品棚に小麦粉などの粉を保存していると、粉の中にダニが入り、粉そのものが、ダニのエサになるため、ダニは粉の中で増えていくとの事です。ダニは、輪ゴムでとめた隙間だと、簡単に中に入ってしまうそうです。

更に、粉を置いている場所に、粉がこぼれていると、その粉の周りにも、ダニは繁殖するそうです。

知らず知らずのうちに、ダニを大量に食べてしまうと、アナフィラキシーショックなど、重篤なアレルギーを起こす可能性があるそうです。

そして、ダニのアレルギーを起こすタンパク質は、火を通しても、害が起こるタンパク質もあるので、ホットプレートで、お好み焼きを焼く場合に、ホットプレート程度の熱だと、ダニのアレルギーを引き起こす可能性があるそうです。

キッチンの食品棚にダニがいなかた家庭では、小麦粉などを、冷蔵庫や、冷凍庫で保存していたそうです。
冷蔵庫の中は、温度が約7度位なので、この温度だと、ダニが繁殖できない温度なので、万が一ダニが混入しても、ダニが増えると言う心配はないそうです。また、100円ショップなどで売っているプラスチック製の密閉容器に入れても、ダニの侵入を防げるそうです。

新築の場合には、ダニはいませんが、内装工事をする人や、家の施工主が、家が完成して訪れた時に、自分の家からダニを持ってきてしまう場合や、一番多いのが、引っ越しした時に、前の家から持ってきた家具などと一緒に、ダニを連れてきてしまうケースも多いそうです。

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