「食べるヨーグルト」と「飲むヨーグルト」の違い

2016年6月12日TBSテレビの「この差って何ですか?」で、「食べるヨーグルト」と「飲むヨーグルト」の差につて、株式会社明治 市乳商品開発部 鵜野恭平さんさんが話されていました。

「食べるヨーグルト」と「飲むヨーグルト」の差は、飲むヨーグルトは、飲み安くする為に、糖分を使用しているが、原材料はほとんど同じなので、栄養価は大きく変わらないそうで、同じ量であれば、乳酸菌の数や働きもほとんど差はありません。

そして、作り方の違いにより、固形と液体のヨーグルトになるそうです。原料の生乳やバターなどを混ぜる。それを、加熱殺菌して、培養室に入れて、ヨーグルトの素に乳酸菌を入れて、どんどん増やしていく培養という工程に入ります。尚、「培養」という工程から「食べるヨーグルト」と「飲むヨーグルト」の作り方が分かれます。

●食べるヨーグルト
1.乳酸菌をいれた液体を容器に入れて、固める前にフタをする。その為、フタを開けてみると、中身は液体のままで、
2.高温(40度)の発酵室に数時間置くことで、乳酸菌の働きが活発になり、中身が固まり完成する。

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●飲むヨーグルト
1.高温のタンクの中で発酵させ、先に固める。
2.固まったヨーグルトを細かく砕く。
3.そして、どろどの液体状になったヨーグルトを容器に入れて、飲むヨーグルトの完成となる。

飲むヨーグルトを作る工程で、固まったヨーグルトをとても細かく砕くので、後から再び固まるということはありません。
更に、10度以下の冷蔵庫に保管する事で、乳酸菌の働きを抑える事ができ固まらなくなる。

「食べるヨーグルト」と「飲むヨーグルト」の差は、固めたままか、固めたモノを砕いたかの違いでした。

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