2017年5月31日の「ソレダメ!?あなたの常識は非常識!?」で、「50℃のお湯で、カビを撃退する方法」 について説明がありました。
街でのアンケートでは、浴室の壁の掃除頻度は週1回程度だそうですが、梅雨の時期は、3日でカビだらけになるそうで、この時期は、3日に一度浴室のが掃除が必要となるそうです。
しかも、浴室の天井はカビの温床で、放おっておくと、天井からカビの胞子が降ってきて、浴室中にカビが繁殖してしまうそうです。
その為、浴室の天井は、フローリングワイパーに、カビ取り剤をつけて拭くと良いそうです。
また、シャワーヘッド内はカビだらけで、これを見逃すと、カビのシャワーを浴びる事と同じ事となってしまうので、シャワーヘッドの掃除は、シャワーヘッドをひねって取り外し、ジッパー付きの袋に、水を入れて、その中にカビ取り剤を5回吹きかけ、シャワーヘッドを1晩漬けておいて、翌日、水ですすげば、カビを取り除く事ができるそうです。
しかし、これでも浴室のカビは根絶できていないそうで、カビを根絶したいなら、カビ取り剤を吹きかける前に、50℃のお湯をかけるとよいそうです。
カビ研究のプロフェッショナルで、千葉大学真菌医学研究センターの矢口貴志准教授の話では、50℃のお湯を90秒かけることでカビを根絶できるそうです。
カビは、50℃のお湯に触れると、カビに含まれるタンパク質の性質が変化して、死んでしまうそうですが、タイルの目地の奥に入り込んでしまった、カビの菌糸には、熱が届きにくいので、50℃のお湯を90秒かけることで、カビの菌糸に熱が伝わり、カビを根絶できるそうです。でも、カビは、死んでも黒いまま残ってしまうので、漂白成分を含むカビ取り剤などで、汚れをとる必要があるそうです。
1度、50℃のお湯を90秒かけて、カビを撃退すると、壁のカビは全滅してしまうそうで、新しいカビが侵入してきても、週1度、50℃のお湯を、5秒かければ表面のカビは撃退できるとの事です。
但し、掃除が終わった後は、お湯の温度を下げる事を忘れない様にして下さい。