ヒットの順番クラフトビールのランキングワールドビジネスサテライト

2016年10月6日の「ワールドビジネスサテライト」で、「ヒットの順番　クラフトビールのランキング」の話題がありました。　

こだわりの商品を扱う高級スーパーの成城石井　アトレ恵比寿西館店では、１００種類の品揃えを誇るクラフトビールが消費者の関心が高まり、売り上げが急激に増えています。

成城石井　酒販課　東海林慶課長の話では、クラフトビールの売り上げは、前年比で200パーセント伸びているそうです。

2016年8月の成城石井のクラフトビールの売り上げランキングは、

2位　ヤッホーブルーイング　「僕ビール、君ビール。」　267円
僕ビール、君ビール。350ml×6本

7位　アンカー　ブルーイング「ゴーウエスト！IPA」399円
アンカー　ゴーウエスト！　IPA　355ml　【1本】

IPAと呼ばれる種類のビールが数多くランクインしていて、IPA（インディア・ペールエール）は苦味が強いのが特徴で、強い個性がこれまでにない味として、支持をえています。

5位の「長浜ヴァイツェンスペシャル」は、「ヴァイツェン」と呼ばれる白ビールで、さっぱりとした味わいだそうです。

堂々の1位は、ヤッホーブルーイングの「よなよなエール」で、「よなよなエール」は、クラフトビールでは定番の商品で、飲むとかんきつ系の香りがふわりと広がります。

今、ビールは、これまでの喉越しを楽しむビールから、味わいを楽しむビールに、消費者のニーズが、変わりつつある様です。

クラフトビールの追い風になる動きが、酒税の見直しで、今の税率は、ビールが酒税７７円、発泡酒が酒税４７円、第三のビールが酒税２８円ですが、これの税率を統一しようとしています。酒精が改正されれば、ビールの酒税は、減税されますが、発泡酒及び第三のビールは、増税になる予定です。

この動きを歓迎しているのが、クラフトビール最大手の「ヤッホーブルーイング」の井手直行社長で、酒税改正で、ビールを飲まなかった人が飲むようになってくる可能性があると話していました。

クラフトビールの市場シェアは、ビール系飲料全体の約１％で、まずその存在を知ってもらう必要がある様です。

2016年10月18日から投入するのが限定商品の「SORRY UMAMI IPA」で、全国のローソン・ポプラで限定販売されます。このビールに使われているのは、鰹節です。

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