「値段が高いダウンジャケットと安いダウンジャケットの差」 この差ってなんですか?

2017年1月10日の「この差ってなんですか?」で、「値段が高いダウンジャケットと安いダウンジャケットの差」 について説明がありました。

ダウンジャケットは、ブランド、デザイン、生地により金額に差はありますが、実は、それ以外に大きな理由があり、「高いダウンジャケット」と「安いダウンジャケット」の差は、株式会社ザンター常務取締役の苗加博治さんの話では、様々な理由が考えられるそうですが「ダウンの割合」が大きな理由になっているそうで、7万8,000円のダウンジャケットは、ダウン90%、1万8,000円のダウンジャケットは、ダウン60%、9,300円のダウンジャケットは、ダウン50%と、ダウンの割合が少ないと、安い傾向がある様です。

そもそもダウンとは、アヒルやガチョウなどの水鳥から取れる羽で、大きく分けて、3種類あり、その一つがダウンで、主に水鳥の羽から取れるのが、ラージフェザーで、お腹の部分から取れるのが、スモールフェザーで、そして、胸の部分の内側に生えている羽が、ダウンで、1羽から20~30グラムしか取れない、大変保温性に優れた貴重な羽だそうです。

ダウンは、大変貴重な羽なので、ダウンの割合が高ければ、高いほど、値段も高くなります。

ただ、ダウンの割合が全く同じなのに、値段の差が生まれる事があるそうですが、その理由は「ダウンの大きさ」だそうです。ダウンの割合が同じでも、ダウン1つ、1つの大きさが、大きければ大きい程、高級になるそうです。

ダウンが大きいと、値段が高くなる理由は、「大きなダウンの方が、暖かくなるから」だそうです。

ダウンジャケットが暖かいのは、ダウンとダウンの間に、体温で温められた空気がたまり、それをダウンが保温する仕組みで、ダウンが大きい方が、スキマに沢山の空気を取り込むことができ、より暖かくなります。

室温10度の部屋で、男性にダウンが大きいダウンジャケットと、ダウンが小さいダウンジャケットの体温を、サーモグラフィーを使って検証したところ、10分後の体温は、かなり温度差がある様でした。

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