茹でうどんと冷凍うどんの違い

2016年7月10日の「この差って何ですか」で、茹でうどんと冷凍うどんの違いについて説明がありました。

茹でうどんと冷凍うどんの違いは、コシの強さで、茹でうどんより冷凍うどんの方がコシが強い。

冷凍うどんにコシの強さが違ってくる理由は、製造工程に秘密があり、茹でうどんも冷凍うどんも生地は同じですが、茹でたてのうどんの麺の中心部には、水分が浸透していない為、中心が硬く、いわゆるコシのある状態ですが、この茹でたてのうどんをマイナス40度で、急速冷凍すると、茹でたての麺の中心部が硬いまま保存される。その為、解凍して食べる時も、コシが残っている。

しかし、茹でうどんは、茹で上がったうどんを、何もせずそのまま袋詰するので、時間が経って、麺の中の水分量が均一になるので、店頭に並ぶころには、柔らかく、コシの弱い茹でうどんになってしまう。コシの弱い茹でうどんを作っている理由は、家庭で簡単に調理できるので、商品として、流通している。

茹でうどんと冷凍うどんには、それぞれ向いている料理があり、茹でうどんが向いているのは、焼きうどん、煮込みうどんで、冷凍うどんは、中心部が硬いので、中まで味が染み込みにくいですが、茹でうどんは、中心部までしっかりと水分が染みこんでいるので、麺全体に味が染み込みやすい。尚、冷凍うどんが向いているのは、ざるうどんに向いている。

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