大ヒット映画「君の名は。」関連書籍 累計213万部突破! 王様のブランチ

2016年10月8日の「王様のブランチ」で、『大ヒット映画「君の名は。」関連書籍 累計213万部突破!』の話題がありました。 

大ヒット映画「君の名は。」は、ヒットしているのは、映画だけでなく、関連本6作品 累計213万部突破!

新海誠監督作品 君の名は。 公式ビジュアルガイド [ 新海誠 ]
君の名は。 Another Side:Earthbound【電子書籍】[ 加納 新太 ]
新海 誠Walker ウォーカームック [ 新海 誠 ]
児童文庫版 君の名は。 [ 新海 誠 ]
コミック 君の名は。 01
小説 君の名は。【電子書籍】[ 新海 誠 ]

尚、「小説 君の名は。」は、現在123万部のミリオンセラー、オリコンランキング文庫部門でも6週連続1位、映画、小説、映画と、リピーター続出して、映画は、観客動員数1,000万人突破!

映画を手掛けた新海 誠監督、自らが小説版を手掛けた「小説 君の名は。」。「小説 君の名は。」のあとがきは、「この小説を書こうとは、本当は思っていなかった。」、既に映画の制作を開始していた新海 誠監督に、思いがけず執筆のオファーがあったそうで、新海 誠監督は、今まで、映画制作をしながら、小説を書いたことがなかったそうですが、そして、映画制作以外のことをやる時間なんてないと思っていたそうです。

しかし、「書くべきです」とのお声がけを頂き、「映画のためにもなるから」と言われて、本屋さんに行って、本が並んでいれば、そこで、映画を知って、映画館に行ってくれる人がいるから、と説得されて、執筆されたそうです。

これまでに手掛けたアニメ作品の、「小説 言の葉の庭」や「小説 秒速5センチメートル」でも、自ら執筆されたノベライズを出版している新海 誠監督。
小説 言の葉の庭【電子書籍】[ 新海 誠 ]
小説 秒速5センチメートル【電子書籍】[ 新海 誠 ]

しかし、「君の名は。」は、映画制作と、同時に小説を書く、初の試みだったそうで、その時の事を振り返って、「こんなふうに贈り物を、交換し合うような映画の作り方、あるいは、小説の書き方は、僕にとっては、初めてで、実を言えば、とても楽しかった。」とあとがきで、語っているそうです。

同時進行で作り上げた映画と小説版の視点の違いは、小説は、一人称で書いているので、三葉の視点で書いている部分と、瀧の視点で書いている部分が、交互に入れ替わりますが、三葉又は、瀧以外の人から見た視点は、小説には描けないですが、映画は、カメラが自由な場所に動くから、三葉や瀧が、思いもかけない風景を見た時、映画であれば、カメラが上に上がって行って、その風景全体を、見せることができるけれど、小説だと、一人称で書いているので、彼らの目から見た風景しか書けない事が、大きな差だそうです。

新海 誠監督が考える映画とは、身をゆだねるもので、小説とは、自ら入り込むものだそうで、一番大きな差がは、時間軸の存在で、映画は、「君の名は。」で言うと、107分間の時間があって、107分間の時間を、映画製作側が、徹底的にコントロールする、例えば、ここでドキドキしてもらおうとか、ここで映画のスピードをグンと上げようとか、混乱させてしまおうとか、映画の醍醐味は、作品を楽しむためには、ストーリーに身をゆだねられることが魅力だそうです。

小説は、一冊の本を、人によっては、2時間で読む人もいれば、2週間かけて読む人もいるので、時間軸は、読む人自身のものだから、その分、物語に自分から入っていかないと、小説は、なかなか楽しめないので、その場に座っていれば、勝手に入ってくる映画とは、違って、自分から、物語、キャラクター等ページの中に入り込んでいく努力が必要なのが小説だそうで、その努力を払った分、映画では、分からなかった、より深い情報を与えてくれるのが小説との事でした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です