「浴室のカビ対策」 世界一受けたい授業

2017年6月10日の「世界一受けたい授業」で、「浴室のカビ対策」 について説明がありました。

カビの危険について話されていたのは、カビバスターの千葉大学准教授の矢口貴志先生で、カビが生える条件は、皮脂や石鹸などの汚れなどの栄養素、20~30℃の温度、そして、70%以上の湿度の3つで、つまり、浴室は、カビにとって良い条件がそろった、住みたい場所だそうです。

この3つの条件が揃った浴室にカビを入れたシャーレを置くと、3日目あたりから黒カビが発生して、5日目には、全体がカビだらけになっていました。

この状況を避ける為には、カビが生える条件を、全て無くせば良いそうです。

●カビの生える条件1:栄養素を無くすには?
お風呂上がりに、壁や床などをお湯で流します。これにより、カビの栄養素となる、皮脂や石鹸などの汚れカスを洗い流します。

●カビの生える条件2:温度を無くすには?
お湯で、浴室をキレイにした後、水のシャワーで、浴室全体の温度を下げます。

●カビの生える条件3:湿度を無くすには?
壁についている水気をタオルで拭き取り、換気扇を回したり、窓を開けて換気を行います。

毎日3つすべてを行うのは大変なので、どれか1つ以上を行うことで、カビの生えにくい環境になるそうです。
黒カビは一度できると、日が立つにつれ、根を張り、取れにくくなっていくそうです。黒カビを見つけたら、直ぐにカビ取り剤で掃除をした方が良いそうです。

頑固な黒カビの場合に、ゴシゴシこすってしまうのは、良くないそうで、ゴシゴシこする事で、目地などに細い傷が付き、次に生えてくるカビが、更に奥まで根を張ってしまうそうで、なかなかとれない黒カビの場合は、カビ取り剤の上から、キッチンペーパーなどで、パックをして、約5分ほど置いてから拭き取ると良いそうです。

カビ取り剤は、泡のタイプの物が主流ですが、このタイプは、スプレーを吹きかけるとタレてしまいますが、”スパイダージェル”は、スプレーの中に入っているのは完全なる液体ですが、業務用の接着剤を作っている会社の製品なので、スプレーで吹きかけた瞬間に液が固まります。その為、広範囲に渡って、ジェルをふりかける事が可能です。
浴室用カビ取り洗浄剤 スパイダージェル

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