「こんにゃくに簡単に味を染み込ませる方法」 ガッテン!

2017年9月20日の「ガッテン!」で、「こんにゃくに簡単に味を染み込ませる方法」について説明がありました。

玉こんにゃくが有名な山形県上山市にある60年以上も続く老舗「丹野蒟蒻」の丹野益夫さんの話では、こんにゃくに簡単に味を染み込ませる方法があるそうです。

こんにゃくは便秘改善が期待される食材ですが、中々味がしみないのが悩みだと思います。

●こんにゃくに簡単に味を染み込ませる方法(醤油味の場合)

1.食べやすい大きさに切ったこんにゃくを袋に入れて、砂糖を加えるます。量は、こんにゃく100gあたり、お砂糖を5gほどいれます。
2.2~3分袋ごともみます。
3.水分が出たら、こんにゃくが浸るくらいのしょうゆに漬けます。
4.冷蔵庫で3~6時間おきます。
冷えたこんにゃくを食べたい方は、このまま食べても良いそうです。
5.お好みでごく軽く温めます。

こんにゃくは煮込むと、10分の加熱で一気に硬くなり、弾力を失い、味が染み込みにくくなってしまいます。

仕組みは、こんにゃくには、沢山の水分が含まれていますが、そこに砂糖をかけると、水分が糖分の濃度が濃い方に移動します。これは、水分が持っている性質で、浸透圧と呼ばれていて、この作用で、こんにゃくの中が脱水された状態になるそうです。

そこで、こんにゃくをダシに漬けると、水分が抜き出た隙間に、ダシがしみて味がしみるそうです。

尚、塩でも浸透圧が起こるそうですが、塩の場合は、味付けに影響が出やすいので、砂糖がおすすめで、そして、加熱しなくても味がしみるそうです。

●こんにゃくのコーヒー漬け
ゲストの皆さんが、試食して「おいしい」と絶賛したが、”こんにゃくのコーヒー漬け”を作る方法で、こんにゃくを砂糖で3分もんで、コーヒーに一晩漬けただけだそうです。はちみつレモンに漬けてもおいしいとの事です。

●そうめん風しらたき
1.しらたきを水洗いして食べやすい長さに切ります。
2.しらたき200gあたり、10gの砂糖を加えて、2~3分袋でもみます。
3.袋から出して、水洗いします。
4.氷の上に盛けて完成です。氷で冷やすと食感が変わるそうです。
5.めんつゆにお好みの薬味と合わせて食べると、まるでそうめんの様で、美味しいそうです。
これだと、カロリーがゼロ(めんつゆを入れると、10kcalだそうです)に近いそうです。

こんにゃくの袋には、お湯でアク抜きするように書いてある場合がありますが、それは、原材料に、こんにゃく芋と書かれているものだけで、今のほとんどのこんにゃくは、原材料に、こんにゃく粉を使っていて、あく抜きが不要との事です。

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