「チーズアレルギーでも食べられる豆腐チーズ」 未来世紀ジパング ~沸騰現場の経済学~

2017年8月7日の「未来世紀ジパング ~沸騰現場の経済学~」で、「チーズアレルギーでも食べられる豆腐チーズ」 について説明がありました。

東京港区の「HATAKE」は、新鮮な野菜が売りのレストランで、いつも女性客でいっぱいだそうですが、店ではヘルシー料理が中心になっています。

「菜園風ラザニア」1,700円に使われているチーズは、チーズそっくりの擬似食で、お客さん達は、チーズでは無いことに、気づいていませんでした。

このラザニアに使われている擬似チーズの原材料は豆乳で、チーズの様なコクがあり、普通のチーズより、カロリーが低く、コレステロールもほとんど含まれていません。

HATAKE AOYAMA – イタリアンレストラン ハタケ 青山

この疑似チーズを作っているのは不二製油で、不二製油では、食品メーカー向けに油を含んだ食品を作っていますが、大豆も油の原料なので、この50年で、大豆関連商品を数多く作っているそうで、去年念願の疑似チーズを、大豆から作る事に成功したそうです。

ただ、豆乳だけだと、豆臭さくて、美味しくなかったそうで、通常チーズは、牛乳を発酵して作りますが、豆乳も発酵させるとチーズの様な物ができるそうですが、豆乳の場合は、脂肪分を分離する事が難しく、どうしても豆臭さが残ってしまうそうです。しかし、不二製油では、5年の歳月をかけて、豆乳から脂肪分を分離させる、世界初の特許技術の機械を作り、豆臭さを無くすことに成功したそうです。低脂肪豆乳は、発酵すると、チーズの様な風味になるそうです。

アメリカではイミテーションチーズは、スーパーにも売られているポピュラーなものだそうですが、ベジタリアンが多いので、ココナッツオイルや、アーモンドオイルなどを使っているそうです。しかし、パサパサして、本物のチーズとは、食感が全く違うそうです。

アメリカのニュージャージー州にある、地元密着のカーマインズ・ピザ・ファクトリーで、オーナーに、ピザを作ってもらい試食したところ、オーナーはこの擬似チーズは、口のなかでの、とろけ具合は、まさにチーズそのもので、豆乳チーズだと聞いていなかったら、モッツァレラチーズだと勘違いしていたと話して、新メニューに加えるとの事でした。

不二製油では、コンビニやスーパーに欠かせない食材を作っているメーカーで、企業向けに商品を納品する黒子企業だそうです。

以前、流行した「ティラミス」の白い部分のマスカルポーネは、イタリアのチーズで非常に値段が高いチーズですが、かつてコンビニで販売された「ティラミス」は、不二製油がこのマスカルポーネに変わるものを作り、味と風味は、マスカルポーネにして、値段は、3分の1で、保存期間は、2倍の代用品を開発したそうです。

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