2017年4月6日の「リトルトーキョーライフ」で、「バルミューダ(BALMUDA)が凄い理由は?」 について説明がありました。
「バルミューダが凄い理由は?」の質問に答えていたのは、家電の師範の神原サリーさんは、商品の企画から、企業のコンサルティングまでこなす家電コンシェルジュで、年間で600点以上の新作家電を試すそうで、日本で最も家電愛にあふれる、その道のプロとの事で、情報誌などに8本の連載を持ち、家電プロデュースも行うそうです。
バルミューダは、2003年に設立以来、扇風機、空気清浄機、トースターなど、様々な小洒落た製品を、世に送り出すしてきた会社ですが、バルミューダの製品は、他社の製品と比べると、どれも高額です。
一般的な扇風機の平均価格は、約5,000円と言われていますが、バルミューダの「The GreenFan」は、38,880円と、高額な価格設定で、更に、一般的な加湿器の平均価格は、約15,000円と言われていますが、バルミューダの「Rain」は、49,680円と、高額です。
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そんな強気の価格設定にもかかわらず、その人気は、年々高まり、2009年に4,500万円だった売り上げが、2016年には、55億円になったそうです。
●「BALMUDA The Toster(バルミューダ・ザ・トースター)」 24,732円
番組で、実際にバルミューダのトースターで、どこにでも売っている普通の食パンを焼いたところ、出演者の皆さんは、作りたてみたいと話していました。
バルミューダ・ザ・トースターは、5cc(小さじ一杯)のお水を、上から入れ、このお水が、スチームになって、パンの周りをコーティングします。
水分は、空気よりも、熱の伝わりが早いので、まず、水蒸気の付いた、表面だけが、素早く焼かれ、サクサクになり、そして、パン本来持つ水分を閉じ込め、内側をフワフワに焼き上げます。
更に、通常のトースターにはない、画期的な機能があり、それは、庫内の温度を、自動的に調整する機能で、庫内の温度が一気に上がりすぎてしまうと、外側だけが焦げてしまいます。しかし、外側だけ焦がして、焼き目を付け、パンの中はフワフワにしたいので、絶妙な温度調節をしているそうです。
そして、革新的な機能があり、それは、普通のトーストだけでなく、チーズトースト、フランスのバケット、クロワッサンなど、パンの種類によって焼き方を選べるというのが、特長だそうです。
尚、バルミューダ(BALMUDA)の社長の寺尾さんが、チーズトーストのファンなので、専用モードを作ったそうです。
普通のトースターだと、約3,000円位から買えるのに、「BALMUDA The Toster(バルミューダ・ザ・トースター)」は、およそ10倍の価格設定となっていますが、それでも、買いたい気持ちにさせるところが、バルミューダの魅力だそうです。
●「BALMUDA The Gohan(バルミューダ・ザ・ゴハン)」 2017年2月発売 44,820円
今、世の中にある炊飯器は、圧力IH方式(圧力をかけながら、高温で炊く方法)で、炊かれていますが、バルミューダの炊飯器「BALMUDA The Gohan」は、お釜の部分が、2重になっていて、外側にお水を入れて、内釜にゴハンとお水を入れて炊くと、外側から水蒸気が出て、蒸気の力で、蒸し炊きをする仕組みになっています。その為、熱をじっくり加えることで、お米が煮崩れせず、一粒一粒が立った、ハリがある炊き上がりになるそうです。
そして、「BALMUDA The Gohan(バルミューダ・ザ・ゴハン)」は、卵かけご飯や、カレーなどに合うご飯を炊くために、開発されたそうです。
この炊飯器には、常識はずれの特長があり、ご飯を美味しく炊上げる事に特化しているので、保温機能がないそうです。
このように、バルミューダ(BALMUDA)は、全ての商品が革新的で、挑戦的な価格設定の凄さはまさに、「家電業界のアップル」と言われているそうです。