2016年6月28日の「林修の今でしょ!講座」で、レモンの果汁を絞り尽くす方法について説明がありました。
電子レンジ研究30年以上、博士号も取得した学術博士の肥後温子さんの話では、レモンは、丸ごとチンすると、果汁を絞り尽くせます。マイクロ波で細胞壁を壊せば、レモン果汁を絞り尽くせる様になります。
実験で、普通のレモンと、電子レンジでチンしたレモンの搾れる果汁の量の差は、通常時は、3.5gに対して、電子レンジでチンしたレモンは11.5gと、8gも多く果汁を絞ることができました。
レモンの温度が上がると、液体は流動性が増し、切った時点で液が染み出してきます。60℃以上温度が上がると、細胞壁が破壊され、果汁が出やすくなります。
レモンを温める方法は、丸ごと温めて、その後切って下さい。約600Wで約30秒温める程度で、レモンの果汁は絞りやすくなります。オレンジやすだちなどでも、この方法が使えます。