2016年9月10日に「ジョブチューンの6月4日」の再放送があり、スーパー・イオンの話題がありました。
全国におよそ500店舗を抱える業界No.1スーパー・イオン!!
イオンで扱う惣菜は、焼き鳥、お寿司、お好み焼き、ピザまで、ほとんどが店内で調理され、その品ぞろえは600種類。
●コロッケ&天ぷら
その数ある惣菜の中で、最も売れているのが、ザクうまコロッケ108円税込みだそうで、年間の売り上げは、1億2,000万個で、人気の秘密は、イオンリテールデリカ商品統括部長の西野克さんの話では、ザクうまコロッケ衣は、パン粉に、全粒粉(これは、小麦粉と比べ、栄養価が高く、油を吸いにくい)が混ざっていて、時間が経っても、ザッックリとした食感で、食べられる工夫をしているそうです。
また、イオンで天ぷらに使用している油は、トクホに認定された油を使用していて、この油はコレステロールを下げる効果があるそうです。こだわった油を使うことで、おいしさはもちろん、ヘルシーな天ぷらに仕上がりっています。
油の劣化を示す酸度の管理を行って、油を定期的に、交換しているそうです。
●お寿司
イオンでは、寿司の味は、地域によって、お好みが違うので、酢飯の味を全国で7つの味に分けて、変えているそうです。関東では、酸味が強く、関西では、甘みが強いなど、実際にその土地のお客さんの意見を聞いて、味を変えているとの事です。
そして、種類が豊富で、人気の巻き寿司には、以前、お客様から海苔が噛み切りにくいとのご意見を頂いたので、海苔に目に見えない小さな穴が無数に開いていて、噛み切り安くなっています。
海苔に穴を開ける事で、小さな子供やお年寄りでも食べやすく、更には、口に入れた時、海苔の甘みをより感じられるのだそうです。
イオンでは、天ぷらやお寿司を作る際に、社内資格であるマスター制度を設けてあり、美味しく、しかも出来映えよく商品を提供できる様になっています。
イオンでは、社内の訓練を受け、試験に合格した人を中心に惣菜が作られていて、総菜コーナーを見てみると、資格取得者の写真を提示しています。
尚、イオンの惣菜売り場では、出来立ての惣菜を並べるとき、奧ではなく右側に置いているそうで、奥にあるコロッケ等が新しいものだと思われがちですが、これは間違いで、古くなると、左側へずらすそうで、右側に行くほど、出来たてで、温かい商品になります。
右側に置く理由は、できるだけ出来立ての商品を買ってもらいたいので、日本人は、右利きの人が多いので、右側の方がお客様が取りやすいので、右側に置くそうです。
実は、左側の商品は、時間が経ってきたら、値段を引いて、お買得にしているそうです。全国のイオンでは、天ぷらなどの揚げ物、お寿司などのパック販売の商品も、右側が出来たての商品になっています。
●天ぷらなどの揚げ物を、家で温めなおすいい方法は、
1.天ぷらに、2回程、霧吹きで水をかける。
2.そして、5分程度オーブントースターで加熱するとサクッとした食感になり、美味しく食べられるそうです。
少しコゲる場合があますので、くしゃくしゃにしたアルミをかけると、コゲが出にくくなります。