2017年12月5日の「この差ってなんですか?」で、「生(なま)しょうゆと生(き)じょうゆの違い」 について説明がありました。
群馬県前橋市にある全国80位上のしょうゆの銘柄を取り扱っている職人醤油の高橋万太郎さんの話では、生(なま)しょうゆと、生(き)じょうゆは、しょうゆの種類としては、全くの別物だそうです。
生(なま)しょうゆと生(き)じょうゆでは、製造方法が違そうです。
もろ味は、生(なま)しょうゆも、生(き)じょうゆも同じで、これを熟成させて、しょうゆになります。
生(き)じょうゆの製造方法は、約100度のお湯で、加熱殺菌を行うそうで、その後まる一日冷ましたら、生(き)じょうゆの完成です。
しかし、生(なま)しょうゆは、加熱殺菌せずに、別の方法で菌を減らすそうで、中にフィルターが入っている機械を通して、ろ過を行って、菌を取り除いているそうです。
生(なま)しょうゆの特徴は、しょうゆの風味が、よりまろやかになっているそうです。
同じ”生”を使うネーミングにした理由は、生(き)じょうゆが先に出てきたそうですが、平成10年に生(なま)しょうゆが誕生して、当時、生(なま)パスタから派生して、生(なま)チョコや、生(なま)キャラメルが出来て、生(なま)に新鮮で良いイメージがあったので、生(なま)しょうゆができたそうです。
ただ、お客さんが購入する時に間違わない様に、食品表示法で、ふりがなが義務化されているとの事です。