「IHで使える鍋」と「IHで使えない鍋」の違いは?

2016年6月12日のTBSテレビの「この差って何ですか?」で「IHで使える鍋」と「IHで使えない鍋」の差について説明されていました。

パナソニックのIHCH技術部主任技師の浅野正人さんによると、「IHで使える鍋」と「IHで使えない鍋」の差は、磁石がくっつく鍋かどうかで、「IHで使える鍋」は、鉄やステンレスなどで作られており、磁石にくっつくが、「IHで使えない鍋」は、アルミや銅などの素材で作られており、磁石にくっつかない。

ではなぜ磁石にくっつく素材が含まれていると、IHで使えるのかと言うと、IH調理器での構造に秘密があるそうで、IH調理器の内部には磁力発生コイルがあり、電源を入れることで、磁力が発生します。その上にIHで使える鍋を置くと、鍋底に電流が発生し、その電流が磁石にくっつく素材などに当たる事により、摩擦により熱が発生するという仕組みなのだそうです。

IHで使えない鍋は、電流は流れるものの磁石にくっつく素材があまり含まれていないので、ほとんど熱が生まれないそうですが、現在は、磁石にくっつかない金属製の鍋でも加熱できるオールメタル対応のIH調理器も販売されてるそうです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です