エキストラバージンオリーブオイルは安い偽物が出回っている?

2016年7月17日の林先生が驚く初耳学で、エキストラバージンオリーブオイルについて、話されていました。

エキストラバージンオリーブオイルは、オリーブ100%使用し、加熱殺菌・脱臭などの化学処理(精製)をしていないのが特徴で、EUが設立した国際オリーブ協会により、オリーブオイルの品質基準を設定されている。その為、普通のオリーブオイルより2から3割高い価格で販売されているのが一般的ですが、日本のエキストラバージンオリーブオイルは、実は名乗り放題である。

高級品なのに名乗り放題となっているのは、エキストラバージンオリーブオイルの条件は、正しくは、酸度が0.8%以下、精製はしていないものですが、生産国と日本それぞれ別の問題があり、日本オリーブソムリエ協会の理事長の多田俊哉さんの話では、エキストラバージンではないような質の悪いオイルが、エキストラバージンのラベルを貼って、日本に入ってきているそうです。

生産国では、コストが安い偽物が出回り問題になっているが、こうした商品が少なからず日本にも輸入されているといわれているそうです。

日本の事情では、基準を満たしていない商品が、そのまま日本にやってきて、国内法で何らかの規制がかかるかと言うと、それを規制する法律は日本にはありません。日本はオリーブオイルの生産量が少ないため、エキストラバージンの基準を定めた、国際オリーブ協会に加盟していないので、その為、ニセモノをエキストラバージンとして売っても問題はない。

その為、味の素のエキストラバージンオリーブオイルが一番信じられると私は思います。

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