材料費300円以内でパラパラチャーハン あのニュースで得する人損する人

2016年9月22日の「あのニュースで得する人損する人」で、「材料費300円以内でパラパラチャーハン」の話題がありました。 

●奥田政行さんのチャーハンは、しょうゆと鶏肉のかけ算レシピ 1人前285円 調理時間35分(炊いた時間25分)

辰巳琢郎さんが推薦する、超一流シェフの奥田政行さんは、世界の料理人1,000人にも選ばれた、日本を代表する料理人で、山形鶴岡市にあるアル・ケッチァーノのオーナーシェフで、独創性溢れる料理は、世界的にも評価が高く、ローマ法王ベネディクト16世や、ダライ・ラマ14世をも魅了したイタリアンの奇才です。

このチャーハンは、世界のVIPを唸らせた世界のチャーハンで、プーチン大統領や安倍首相をはじめ、世界を代表する政治・経済のVIPが集まる世界会議「ダボス会議」2012年で、各国のVIPから絶賛されたチャーハンを、家庭でも手軽にマネできるように、アレンジするとの事です。

1.鶏むね肉(80g)に、塩コショウして焼きます。

2.別のフライパンに、鶏から出た油を入れ、玉ねぎ(4分の1個)、にんにく(17g)を炒めて、うま味をアップさせ、そこにオリーブオイル(40ml)を足します。

3.チャーハンをパラパラにする為に、ご飯は、生米を野菜と一緒に炒めます。
普通チャーハンを作る時は、炊飯器から取り出したご飯を使いますが、この状態からパラパラにするのは難しいので、生米を、玉ねぎのみじん切りと一緒に炒める事で、お米とお米の間に、玉ねぎが入る事で、お米同士が、くっつかないで炊け、パラパラになります。
更に、油でコーティングすることで、炒めた時のパラパラ感が増します。

4.焼いた半生の鶏を、半分位切り、フライパンに入れ、お水を(200ml)入れ、鶏を、ゆでながらダシをとります。

5.炒めた生米と、玉ねぎを炊飯器に入れ、ゆでた鶏も、ダシと一緒に炊飯器に入れます。このまま炊くと、ブイヨンを取らないで炊けるそうです。そして、炊飯器を25分待ちます。

6.炊いたお米を、パットに上げ、炊いたお米の水分を飛ばし、すし飯と同じ原理で、パラパラにします。
チャーハンがべちゃっとなる原因は、ご飯同士の水分で、その為、炊き上がったご飯を扇ぎ、お米の水分を飛ばし、べたつきを防ぎます。

7.冷ましたごはんに、塩コショウで味付けし、フライパンで炒めます。
そして、炊飯器で、炊き上がった鶏を細く切り、そして、フライパン焼いたパリパリの鶏を刻む事で、2つの食感が楽しめます。

8.フライパンを空けたスペースに、卵2個入れ、混ぜます。その時、白身と、黄身は、まだらにして、味を増やします。

9.フライパンを空けたスペースに、醤油(小さじ2分の1)を垂らし、焦がししょう油の香りで食欲をアップさせ、更に、コーヒーを醤油より多めに入れて、プロの香ばしさにするそうです。

これは、メイラード反応と言い、化学を利用したワザで、メイラード反応とは、食材を加熱すると、糖分とアミノ酸が結合し、香ばしさが増す反応で、ホットケーキや、あめ色の玉ねぎが、香ばしくて美味しのはこの原理で、コーヒーには、すでにメイラード反応により、色と、香ばしさが生まれているそうです。

プロのチャーハンは、強い火力で、ご飯にメイラード反応を、起こしますが、コーヒーを使えば、家庭でもプロの香ばしさを実現する事が可能です。

10.最後に、彩りとして、パクチーと、ブロッコリースプラウトを添えて「世界のVIPがうなったチャーハン」が完成します。

●家事えもんが「絶対失敗しないレタスつけチャーハン」 1人前282円 調理時間25分

若手お笑い芸人の松橋太呂こと、家事えもんは、関連書籍が33万部を突破して、講演会オファーが殺到しているそうです。
得する家事 家事えもんと仲間たち「みんな得する家事ワザ」大全集【電子書籍】[ 「あのニュースで得する人損する人」 ]

レタスチャーハンを家庭で作ると、レタスに火が通り過ぎて、台無しになってしまいますが、家事えもんのレタスチャーハンの作り方は下記の通りです。

1.カチカチの冷凍ご飯を、レンジで解凍します。

2.レタスの色が鮮やかな青い部分を、くるくる巻いて、千切りにします。そして、レタスを、千切りとは別に、1cm角に切ります。

3.ラードをレンジで溶かし、溶かしたラードを大さじ1を、冷凍ご飯にかけ、ここでお米をコーティングする事で、後でお米がくっつきづらくなります。更に、お酒大さじ1をかけて、冷凍ご飯をふっくらさせます。
サラダ油をかけても、パラパラになりますが、ラードの動物性油脂で、うま味もアップします。

4.フライパンで、油は引かずに、ご飯を炒め、ご飯を広げ、中華だし小さじ2で、味付けします。

5.サラミの半分を1cm角に切り、残った部分を、みじん切りにします。
みじん切りのサラミは調味料として使い、1cm角のサラミは、具材として使用します。サラミを入れる理由は、下味や、熟成のうま味が加わり、チャーハンの味がワンランクアップします。

そして、サラミはドライなので、余計な水分を吸って、ご飯をパラパラにします。そして、吸った方がサラミは、ジューシーになります。

乾いたサラミに、レタスのみずみずしさが入るので、奥田シェフの法則で、ウルパサの法則、つまり、潤いと、パサつきの関係が、うま味をアップするそうで、かにチャーハンの場合には、かにがパサついているので、水分のあるレタスを入れ、エビチャーハンの場合には、エビはぷるっとして水分を持っているので、乾いたグリンピースを入れるそうです。

6.フライパンから、一度チャーハンを皿に移し、卵2個を焼く前に、パルメザンチーズ、胡椒を入れ、混ぜます。
フライパンをかなり加熱し、卵を入れ、優しくなでます。その上に、ご飯を入れます。

7.先程1cm角に切ったレタスをお皿に敷き、その上に、チャーハンを乗せます。
火加減が難しいレタスは、小さく切ることで、ご飯の余熱で、シャキシャキにします。そして、生のレタスを残す事で、2つの食感が楽しめます。

8.レモン&黒コショウで大人味にします。

9.先程千切りしたレタスは、カップに入れ、豆乳200mlを入れ、中華ダシの素小さじ1を混ぜ、それを、600W電子レンジで、1分半加熱します。これで料理は完成です。

この豆乳スープに付けて、チャーハンを食べると美味しいそうです。

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