「4年で75万台売れているトースターの”アラジン”」 がっちりマンデー!!

2019年5月19日の「がっちりマンデー!!」で、「4年で75万台売れているトースターの”アラジン”」 について説明がありました。

兵庫・加西市にある千石という家電メーカーが開発したのが、トースターの”アラジン”で、”アラジン”は、レトロなデザインで、1年で10万台売れれば上出来なトースター業界で、4年で75万台売れて、売上高は、150億円となっています。

この”アラジン”のスゴさは、とにかくよく焼けることで、普通のトースターは、ニクロム線と言う鉄をぐるぐる巻きにしたヒーターを使っていますが、”アラジン”のヒーターは、グラファイトと言う素材で出来ていて、ニクロム線は、20秒で800度にしかならないのですが、”アラジン”のグラファイトは、たった0.2秒で、1,300度になります。

このグラファイトは、人工衛星の”はやぶさ”にも使用された物で、グラファイトが高熱に耐えられる素材に注目した千石が改良して、ヒーターを独自に開発したので、このグラファイトヒーターは、千石だけの特許技術となっています。

電気を普通に流しても、熱をあまり発さないグラファイトヒーターですが、切れ目を入れる事で、電気抵抗を増やして、0.2秒で、1,300度まで上げる事に成功したそうです。

また、グラファイトヒーターは、強い熱を真っ直ぐ2方向にしか出さないので、トースター内の反射板が平面だと、熱が1点に集中してしまい、パンに焼きムラができてしまいますが、”アラジン”は、トースター内の反射板の形状をアール型にする事で、グラファイトの熱を分散して、パンをちょうどよい焼き加減にするr230と言う半径23cmの円のカーブを、見つけ出したそうです。

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