「黄桃が缶詰しかない理由」 この差ってなんですか?

2017年9月12日の「この差ってなんですか?」で、「黄桃が缶詰しかない理由」 について説明がありました。

スーパーに行くと、白桃の缶詰と、黄桃の缶詰がありますが、果物売り場で売っているのは白桃だけで、黄桃はありません。

千葉大学環境健康フィールド科学センター助教の三輪正幸先生の話では、白桃は生で食べても柔らかく美味しい品種が多いそうですが、黄桃はゴム質と言われるほど肉質が硬くて、生で食べても美味しくないので、黄桃は缶詰でしか売っていないそうです。

黄桃は日本では、生で食べる文化が、ほとんどないので、黄桃の大半が外国産で、作っているのは、山形や福島のごく一部だけで作られているそうで、スタッフが訪れたのは、山形県寒河江市の桃生産者の佐藤郁太郎さんの畑で、佐藤郁太郎さんが作っている「缶桃14号」という黄桃で、白桃と見た目が変わらないですが、中身は鮮やかな黄色でした。

スタッフが試食すると、果肉は硬かったそうで、硬度計で測ると、一般的な白桃の硬さは、0.35kgに対し、黄桃は、1.55kgだったそうで、黄桃は白桃の4倍以上も硬かったそうです。

りんごは1.6kg、梨は1.65kgなので、黄桃は、りんごや梨とほぼ同じ硬さだったそうです。

しかし、以前は缶詰でした販売されていなかった黄桃も、品種改良が進み、最近では、生で食べても美味しい黄桃として「黄金桃」があるそうです。

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