2017年2月16日の「ワールドビジネスサテライト」で、「家事代行サービス」の話題がありました。　

86％の人が、家事代行サービスを利用したいと考えているそうですが、実際に利用した事がある人は、２％だそうで、家事代行サービスを利用しない理由を調査したところ、金額や不安が原因だそうです。

番組では、家事代行サービスを行っているベアーズの川津尚美さんが、家事代行サービスに、お役様宅に訪れていましたが、ホームクリーニングとは違い、ベアーズの家事代行サービスでは、スポンジや洗剤など、専門の用具は、何も持ち込まないで、訪問した家庭にあるものを使そうで、特別な掃除ではなく、普段の家事を自分の代わりにやってもらうものだそうです。利用料は、1回3時間、月2回2万5000円だそうで、買い物や料理を頼む事も可能だそうです。

多くの人にとって、家事代行サービスは、まだまだ不安があるのが現状ですが、それを解決しようと、2017年2月16日からスタートしたのが、家事支援サービス認証制度で、一定以上の家事サービスを提供できる事業社として認証されたのが、「カジタク」「ダスキン」「ベアーズ」「ミニメイド・サービス」「ミライド」の５社です。

認証したのは、一般財団法人日本規格協会で、日本規格協会は、ISOなどの国際標準規格などを認証する機関で、今回は、第三者機関として、申請があった家事代行サービスの事業者の内容や仕組みを評価して、基準を満たしている事業者を認証しました。

全国家事代行サービス協会の山田長司会長の話では、利用者の視点からいくと、品質が重要で、どこの会社に頼んだら、自分の期待通りの結果を得られるか、事業者全体の品質が上がるように、第三者機関に認証してもらう事が、一番良い方法なので、今回お願いしたそうです。

認証を受けたベアーズは、スタッフ不足で一部サービス中断を余儀なくされたそうで、プロの技術を身に着けるオリエンテーションを行って、人を育てているそうですが、この認証制度が出来ることで、スタッフが安心して働けるようになると話していました。

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