浴室のカビ 林修の今でしょ講座

2016年5月31日の「林修の今でしょ講座」で、「梅雨の悩みを解決!林修が本気で知りたいカビ・ダニ質問 」という話題がありました。

カビの研究の第一人者の千葉大学 真菌医学研究センター 矢口貴志准教授の話では、カビが多い浴室で洗濯物を干す場合に、浴室乾燥機を使うと、衣類にカビは生えない。その為、浴室で洗濯物を干す場合には、浴室乾燥機を積極的に使ってください。浴室乾燥機は、40度以上の温風がでて、湿度が低くなるので、カビが生えづらい環境になる。

浴室乾燥機がない場合に、浴室に干すのは、必ずしも良い事ではないので、広い部屋でエアコンの除湿機能などを使って部屋干しする。

空気が淀んでいる場所にカビが生えるので、換気扇だけでもも効果はあり、湿度を下げて、風を起こすと、カビが定着しにくくなる。カビは、ある場所に定着して、菌糸を生やして胞子を作るので、風通しの良い場所は、カビが生えにくい。

現在、市販されているカビ取り洗剤は、かなり性能の良いものも多く、カビそのものを殺菌して、漂白の力があり、カビの色を抜く効果がある。

こするだけでは、表面に生えたカビの胞子しか取れないので、目地などに食い込んだカビの菌糸、植物で言うと、根までは届かないので、すぐカビが生える。

お風呂上りに水をまくのは、カビの栄養源である湯垢や石鹸のカスを取り除くのでよい。

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